神官見習いとして神に仕える少年キト。
静謐な美しい日々は、しかし長くは続かなかった。
祈りの奥に秘められた神官たちの陰謀、野心。
見えざる手に背を押されて、少年の命運は昏い深淵へと飲みこまれていく……。
[ファンタジー/執着/痛い/暴力・男女の恋愛描写あり/R18]
≪ 第一部 ≫
・春の弔鐘(完結)
≪ 第二部 ≫
・ロヴェレの水面(完結)
・緋に染む剣(連載中)
・愚者の蜜杯
・夜に哭く声
・正なる偽証
・ミルドルシュの聖女
・狂った道標
・爛れた烙印
・黙する混沌
・業火に穿つ
・闇の中の手
・夢また夢
【 登場人物 】
・キト(主人公)
・ネル(神官見習い)
・セオ(キトの兄)
・フツ(モルツィイの神官)
・大ルヴ(キトの父の雇人)
・シミ(神官)
・エレ(神官)
・ナモ(神官見習い)
・ロロ(神官見習い)
・聖王(大神殿の長)
・ミヌエ(ガルニェンテ領主の娘)
・カイ(傭兵)